2022年9月27日(火)

公金誤振込みの「再発防止対策」について

 本年4月8日、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金の支払い手続きにおいて、463世帯に振込んだ10万円とは別に、その内の1人の口座に4,630万円が振込まれるという事態が発生しました。
 この件については、全職員を対象に問題点の洗い出しや改善点等の見直しを行い、再発防止検討会議の開催を通じて、経緯や検証、今後の対応について協議し、町議会議員等からの意見聴取も行った上で、今回、「公金の誤振込みの経緯及び検証並びに再発防止対策」を策定しましたので、その要旨についてお知らせします。

再発防止策の要旨
1.全職員に対する研修等により、職員全体の資質の向上を図ると共に、組織における職員間の連携を強化し、
  人事管理や業務管理の徹底を図る。
2.人事異動については、早めの内示を行い、文書等により引き継ぎを徹底する。
3.財務会計システムについては、誤振込みが発生しないようフロッピーディスクを使う科目においては、
  支払い方法を固定し、「振込依頼書」が出力されないよう改修する。
4.小切手は、当面、「発信優先」という後払い方式を改め、必ずフロッピーディスクと一緒に銀行に
  持ち込むことを原則とする。
5.指定金融機関との連携強化を図ると共に、早期にフロッピーディスク方式を改め、費用対効果を鑑み、
  データ伝送サービスへの移行を検討する。
6.チェック体制の見直しを図り、職制による責任の明確化を徹底すると共に、将来を見据え、DXの推進に
  積極的に取り組む。

 

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