ブックタイトル未来へ伝えたい阿武の昔ばなし

ページ
110/114

このページは 未来へ伝えたい阿武の昔ばなし の電子ブックに掲載されている110ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

未来へ伝えたい阿武の昔ばなし

時代は大きく変遷し、国際化・情報化の荒海の中に?れ、人の心の尊さ、美しさを見失いがちな現代、心の羅針盤を失いかけている時、あなたは心をどこに向けるのでしょうか?その一つに、生まれ育ったふるさとの原風景が浮かぶ方も多いのではないでしょうか。阿武町は、誕生して六十周年を迎えました。しかし、あなたをいつも温かく迎えてくれる、ふるさと阿武町の山河は変わらず、四季折々の移ろいとともに、あなたの心をほっとさせてくれることでしょう。遠嶽山、神宮山、伊良尾山…。シンボルともいうべき地域を代表する山の頂の木々の葉の白露が結集し、やがて新緑の山間を縫い、郷川、大井川、白須川等の大河となって、まち・むらの人々の生活を潤しながら、やがて、鹿島、野島、姫島、宇田島が待つ日本海へ流れゆきます。悠久の昔から、阿武町の自然の中で、先人達は、数々の出会いを繰り返し、その暮らしの中から、様々な人間ドラマが生まれてきたはずです。その人々は、よりよい生活を求めて、想像を超える厳しさとの戦いであったのかも知れません。その珠玉のドラマが、伝説・物語となって、今日に受け継がれ、息づいているのです。その息づかいこそが、昔ばなしであり、ふるさとの心なのではないでしょうか。それはまた、素朴にふるさとを愛する心の大切さを教えてくれる、先人達からの優しさ溢れるメッセージです。そして、温故知新…。その息づかいをくみ取り、ふるさとの心を引き継ぐのは、今に生きる私達の使命ではないでしょうか。阿武町では、このほど、町制施行六十周年を記念し、『未来へ伝えたい阿武の昔ばなし』を発刊しました。三十一年へんせんこくさいかじょうほうあらうみおぼとうとげんだいらしんばんうあぶちょうたんじょうむかむかあぶちようさんがうつとおだけやましんぐうやまいらおやまちいきいただきしらつゆぬごうがわおおいがわしらずがわたいがうるおかしまのしまひめしまうたしまゆうきゅうあぶちょうくかえくそうぞうこきびしゅぎよくうつそぼくせんじんたちやさあふおんこちしんひつわたしたちあぶちょうちょうせいしこうあぶはっかん未来へ伝えたい「阿武の昔ばなし」発刊にあたってみらいつたあぶむかしはっかん阿武町・阿武町教育委員会あぶちょうあぶちょうきょういくいいんかい108