ブックタイトル未来へ伝えたい阿武の昔ばなし

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概要

未来へ伝えたい阿武の昔ばなし

くの皆みな様さま方がたに心より御おん礼れい申し上げます。表しますとともに、新たな資し料りょう提てい供きょう等いただきました、多てくださった原げん著ちょ者しゃの方々、関係者の全すべての方々に敬けい意いをの発はっ刊かんの際さいに、昔話の調ちょう査さにあたられ、貴き重ちょうな資し料りょうを残し改かい訂てい版ばん発はっ刊かんにあたりまして、旧きゅう版ば『ん阿あ武ぶ町ちょうのむかし話』てやみません。する心のより所となるよう、語かたり継つがれることを願っ深めながら、ふるさとを見直し、大事にし、阿あ武ぶ町ちょうを愛あい無形の心の宝たから・財ざい産さんとして、親と子、祖そ父ふ母ぼと孫の絆きずなをみいただければ幸いです。また、阿あ武ぶ町ちょうの昔ばなしが、援えんくださる全ての皆みな様さまに、この本を童心に返ってお読町ちょう民みんの皆みな様さま、町の出身者の皆みな様さま、町を様々な面からご支し大おお幅はばに改かい訂ていしたものです。『阿あ武ぶ町ちょうのむかし話』をベースにし、新たな話と絵を加くわえ前、昭和五十九年(一九八四年)三月に発はっ刊かんされた、旧きゅう版ばんとくちょうこの本の特長■幅広い年齢層を対象にしています。小さなお子様から年配の方まで楽しめるように、本のサイズを大きくして、全ページカラー印刷にしました。小学校3年生以上で習う漢字にはルビをつけています。各地区冒頭の2話は「絵物語」とし、絵を大胆に配置し、文字も大きく、楽しく読んでもらえるページにしました。続く「読み物」のページは、文章をしっかり読ませることで昔ばなしを語ります。ぜひ皆様でお楽しみください。■全てのお話にイラストを描きました。さしえはばひろ挿絵はプロのイラストレーターに描いてもらい、絵本のような仕上がりにしました。読み物のページも含めて全てイラストを描き、一目で話の内容が分かるようになっています。また、旧版には話の舞台とされる付近の写真けいさいぼうとうねんれいそうえがきゅうばんが掲載されていましたが、この本では載せていません。それは、読者の方がイラストを見てイメージを膨らませてもらうためです。お話が一人ひとりの心の中で温かきざこみなさまく広がり、真に、心に刻み込まれることを願っています。えがえがないようぶたいのだいたんふくふくぶたい■昔ばなしの舞台を地図にしました。げんだいわたしたちちょくせつ多くの場所は、現代の私達の生活と直接には関係ないじっさいかもしれませんが、実際にその場所を訪れると、あたかも自分が主人公になったような、想像の翼を拡げることが出来るでしょう。■面白い話は音声で聞くことが出来ます。各地区の代表的な物語の12話を、プロのアナウンサーにより音声化(CD)しました。小さなお子様や、また目のご不自由な方にもお楽しみいただけるよう配慮しました。■どこでも読むことが出来ます。おとずそうぞうつばさひろはいりょe-Book化し、ホームページ上で公開します。冊子を届あぶちょうさっしきょうみけることができない方や、新たに阿武町に興味を持った方に、この本を読んでもらうことが出来ます。■新たに12話を加えました。あぶちょうしじょうかんげかんはっかん『阿武町史』(平成8年上巻、平成12年下巻発刊)等を参もと考にし史実に基づいて、12の話を追加しました。基本てききゅうばんそんちょうさいしょうげん的に旧版を尊重し、加筆を最小限にとどめました。とどきほんきゅうばんあぶちょうはっかんしんてんわすかたつでんしょう※旧版…『阿武町のむかし話』昭和59年3月発刊。時代の進展とともに次第に忘れられ、語り継がれなくなったきた昔話を伝承するため、げんちちょうさへはっかん2ヶ年(昭和57~58年)をかけ、現地聞き取り調査などを経て発刊されたものです。109