ブックタイトル未来へ伝えたい阿武の昔ばなし
- ページ
- 56/114
このページは 未来へ伝えたい阿武の昔ばなし の電子ブックに掲載されている56ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 未来へ伝えたい阿武の昔ばなし の電子ブックに掲載されている56ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
未来へ伝えたい阿武の昔ばなし
黒川のホタル合戦宇う生ぶ賀かの七な不なふ思し議ぎの一つに数えられています。そのことから、「黒くろ川がわのホタル合がっ戦せん」と名な付づけられ、負けじと合かっ戦せんをしているようでした。り飛とび交う様子は、さながら軍ぐん勢ぜいに分かれてお互たがいにルがいて、夜ともなると、あちらで光り、こちらで光昔からこのあたりの川岸にはそれはたくさんのホタなり、三メートル近い川かわ幅はばに広がっています。庵あん清し水みずなどから流れ出る水が落ちあい、大きな流れと黒くろ川がわのあたりは、熊くま田だ堤づつのみ水流と、町まち木き清し水みず、長ちょう泉せんいと飛とび交かう様よう子すを見るのは楽しいものです。夏の夜、川べりに出て、ホタルが光りながらすいす黒くろ川かわのホタル合がっ戦せん〈宇う生ぶ賀かの七なな不ふ思し議ぎ〉夏の風物詩あちらこちらで光る〔参考資料『福賀村郷土誌』〕54