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概要

未来へ伝えたい阿武の昔ばなし

あわしま様淡あわ島しま神じん社じゃのその習わしは、ります。ご本家に当たる作って納おさめる習わしがあ女の人が形かた代しろの人ひと形がたを奥おく様さまに当たる神様なので、様は、住すみ吉よし大たい社しゃの神様のています。淡あわ島しま神じん社じゃの神歌か山やま県加か太ぶと村む(ら今の和わ歌か山やま市)の淡あわ島しま神じん社じゃの霊れいをまつっ「あわしま様(淡あわ島しま様さま)」と呼よばれるこの神様は、和わ参まいりする神様と言われています。様がまつられていて、女の人が赤ちゃんを産うむ時にお宇う生ぶ賀か八はち幡まん宮ぐうのそばに残のこっている祠ほこら堂どうには、女の神あわしま様さま人形を納おめさた女の神様安あん産ざんのお礼として〔参考資料『阿武町史』〕く受け入れてきたのです。所でも変かわらない女の人たちの願ねがいを、温かく、優やさし育っていきますように」という、いつの時代、どの場「子どもが無ぶ事じに生まれますように」「元気な良よい子に宇う生ぶ賀か八はち幡まん宮ぐうそばの祠ほこら堂どうに納おさめられた人形たちは、も込こめて拝おがんでいたことでしょう。がこれから先、健けん康こうに育ちますように」と、母の願ねがいございました、無ぶ事じに生まれました」、さらに「この子礼としてこの祠ほこら堂どうに人形を納おさめたのです。「ありがとうに赤ちゃんが生まれたら、淡あわ島しま神じん社じゃと同じように、お様にお参まいりしました。そして、その願ねがいが届とどいて無ぶ事じ「安あん産ざんでありますように」という願ねがいを込こめてあわしまんができると「無ぶ事じに出しゅっ産さんの日を迎むかえられますように」ずっと昔から、この地域の女の人たちはお腹なかに赤ちゃ宇う生ぶ賀か八はち幡まん宮ぐうのあわしま様にも受け継つがれているのです。71