ブックタイトル未来へ伝えたい阿武の昔ばなし
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概要
未来へ伝えたい阿武の昔ばなし
舟ふねをこぎ出すことになりました。そして波の静しずかな日を待ってと感心して賛さん成しました。せい「なるほど、それは名めい案じゃ」あんと言いました。人々はということにしたらどうじゃろう」先に島に着いたほうの島木き与よは木き与よの浜はま辺べから同時に舟ふねを出して、「それなら、宇う田たは宇う田たの浜はま辺べから、知ち恵えのあるおじいさんがそんなある日、ひとりのなかなか思いつきません。村人たちはあれこれ思し案あんしましたが、よい方ほう法はないものかとほう85