開業や起業という言葉に惑わされるな。
ちょっと勇気が、暮らしをもっと楽しくする。

漁師町の一角に、のれんと提灯がぶらさがる。
下請酒場BARフジヤマは、9月に開店したばかりのBARだ。

町内の方だけでなく、萩や長門、
益田も含めて近隣の市に住んでいる方、
キャンピングカーで道の駅に車中泊をする方など、
奈古の街並みを歩き、フジヤマに飲みに来ることで、
阿武町を知ってもらう機会を増やしたい。

そんなオーナーの想いから、フジヤマは開業した。

お店を切り盛りするのは、阿武町出身の風詩乃さん。
阿武町で働きたいと、思い切って仕事やめたら、
なぜだか、ここで働くことになってしまったという。

台所が壊れたから、普通に直すのももったいなくて、
なにかできないかと思い、風詩乃さんに声をかけてみたんですよ。
今考えると、とっても乱暴な考えですよね（笑）。

鍋倉さんは、地域おこし協力隊として阿武町に移住し、
住居として借りていた古民家を、BARに改築した。

現在は風詩乃さんの他に、下関から孫ターンで移住した優くんも、
フジヤマで働く一員として、バーテンダーを始めたところだという。

自分もそうですけど、なにかきっかけがないと踏み出せない。
もう移住というハードルを超えたので、できるところまでやってみようかと。

縁もゆかりもない土地に移住できたこと、そして開業するときには、
たくさんの人に協力をもらうことができて、すべてを実現することができた。

そんな自身の経験から、今度は自分が支援する立場になりたいと、
今回の募集を思い立ち、場所を提供することで、チャレンジを支援するという。

漁師町の古民家チャレンジショップで、“ウデダメシ”をしてみませんか？

阿武町でモーニングが食べたい！
そんなわがままな欲望を満たしてくれる方、待っています。

募集要項