オープンな気質が生み出す、人とのつながり。

昼間の太陽をたっぷり浴びた福賀の梨は、夜間の気温低下に備えて栄養を蓄えながら、
低い気温をしのぐために、果実の隅々まで栄養を行き渡らせる。

その結果、果実の糖度が上がり、甘くて美味しい梨を育てることができる。
標高400Mの福賀地区だからこそ、気温差を活かしながら梨を育てられる環境が整っている。

梨生産組合の組合長である水津さんは、ふるさとワーキングホリデーの受け入れなど、
積極的に新たな人材との接点を増やすべく、外部人材と選果作業や道の駅などに出張販売を行った。

ふるさとワーキングホリデーとは、総務省が行う事業の一環で、
都市部に暮らしている若者に、地域やその土地特有の体験などを働きながら体験するプログラム。
（リンク：総務省ポータルサイト）

阿武町では、H29年度に7名の大学生や社会人を受け入れ、
家族旅行で再び阿武町へ訪れる学生など、移住以外の新たな交流が生まれている。

阿武小学校に通う地元の小学生たちが、授業の一環として行っている農家体験では、
ふるさとワーキングホリデーに参加した大学生が、先輩として小学生に収穫の手ほどきを教えていた。

帰省した大学生なども多く参加する選果作業は、比較的すぐ慣れやすい工程で、
農作業が初めての方でも安心して作業できる。

こうして、1玉ずつ丁寧に選果された福賀の梨は、
JAや道の駅に並び、消費者のもとへと旅立っていく。

天候によっては、すいか農家の作業も体験できるように、
受け入れ先の提携も検討しているので、様々な作業を経験できる機会も多い。

福賀の梨をお客様に届ける使命を、食べる人を想いながら、
農家や学生と共にお手伝いしてみませんか？

募集要項