阿武町について

阿武町の逸品

組み木日本地図


趣旨
ヒノキの一枚板から糸鋸で切り出した「組み木の日本地図」。作っているのは大正9年生まれの菊爺こと木村菊人さん。桐の箱から取り出すと木のぬくもりとヒノキの香りが満ちてきます。インテリアにも最適。

産地
山口県阿武郡阿武町大字福田上(山あいの工房)

素材
地元の樹齢100年以上のヒノキの大径木

用途
学習用教材、パズル、頭の体操グッズ、特産品、引き出物、遊具、贈答品、記念品、インテリアなど

特徴
天然木の素朴さと美しい木目、癒しの香り、温もり、肌ざわり

【お問合せ先】

木村菊人 Tel:08388-5-0023


うもれ木の郷のとうふ

平成9年2月、農事組合法人「うもれ木の郷」が設立。同年8月には女性組織「四つ葉サークル」を結成し、生産、加工、環境、交流の4つのクラブに分かれ活発な活動を行っています。
当初加工クラブとして豆腐生産を行っていましたが、平成16年に機械器具庫の一角に専用の加工所が設置されたことで、法人直営で豆腐の生産を行うことになりました。
法人で栽培する大豆「サチユタカ」を使った手づくり豆腐を、毎週水、木曜日と第2、第4日曜日の月10回、1グループ3人づつ計4グループで行っています。
うもれ木の豆腐はもちろん自分たちが作った大豆を使い、天然のにがりを使っています。にがりも少なめにすることで時間は多くかかるのですが、口当たりが滑らかで、大豆の香り、また甘みが感じられると思います。おからも生臭みがないためおからサラダなどでも使えます。

【お問合せ先】

うもれ木の郷事務所 Tel:08388-5-5000


ダイニングカフェ846の蒸気船まんじゅう

蒸気まんじゅうの始まりは今をさかのぼること約100年前。
満州の支配権を巡って日本とロシアが争った戦争、日露戦争に伴い、萩沖の日本海にロシアの軍艦(蒸気船)が たびたび出現。
これを見た萩の人たちが「蒸気船を焼いて 食ってしまえ!」と気勢を上げ、小麦粉の生地に小豆あんを入れた蒸気船の形のまんじゅうを作ったのが始まりと言われています。

【お問合せ先】

道の駅ダイニングカフェ846 Tel:08388-2-2483


礒部製作所の包丁

量産できるような物でもないし、これといってPRもしてこなかったけれど、お客さんの口コミで北は青森から東は東京、あと福岡、四国までたくさんの方に愛用して頂いています。
鍛冶屋の作った鉄製の包丁だから目もこぼれるし、錆も来る。時々は砥石で研いでほしい。研ぎが大事!
店に持ってきて頂ければ新品同様になります。研ぎのコツも教えますよ。(ここでは表現しにくい。でもすごく理論的!)
道の駅とかで刃物研ぎ教室をやって頂けませんか?
私で役に立つのなら、いくらでも。

【お問合せ先】

礒部製作所 Tel:08388-2-2058


粒うにの瓶詰め

萩を中心とする北浦地区は、全国有数のウニの産地で縄文時代の貝塚からもウニのトゲが発見されているんだそうだ。山口県では、ウニが豊富にとれたこともあって、塩漬けなどの加工もかなり以前からおこなわれていたらしい。

そんな山口でウニをアルコールで漬けるようになったのは明治初期のこと。玄界灘の東隅に位置する響灘に浮かぶ六連島という小島で英国人の船員がお酒の席でうっかり誤ってウニの小鉢にジンをこぼしてしまったのだそうだ。そして、それをそのまま食べみるとこれが思いもよらず美味だった、というところからアルコールに漬けるという新しいウニの食べ方が生まれたと言われている。

【お問合せ先】

漁協宇田郷支店 Tel:08388-4-0221


福賀特産「ミネラルすいか」

出荷されるのは7月22日から8月20日すぎの1カ月間でおよそ13000個。そのうちECO-TYPEミネラルすいか(秀で8・9・10㎏)として出荷できるのはおよそ2割の3000個の限定品。地元をはじめ県内外に多くのファンがいます。
1つ目のこだわりは”1株1果取り”、通常は1株に2~3個果実を付けますが1果にすることで安定した「形、味、大きさ」を提供できます。

2つ目のこだわりは徹底した施肥管理。苗は浅植えし実に重点を置いた肥料管理をします。通常は植える前と追肥2回のみですが”待ち肥”という方法で、すいかにとって肥料が最も必要な時期を想定してあらかじめその位置に肥料をまいておくやり方です。(詳しくは企業機密だそうです)

3つ目のこだわりは”ミネラル塩”使用。水にといて葉や土に散布します。ミネラルは植物にも人間にも必要な栄養素である一方で化学農薬や化学肥料の削減にも一役買っています。独特の食感シャリ感の決め手とも言われています。
JA山口県 福賀すいか部会 代表の木村武和さん(上万)は「すいかは手をかければかけるほど良い物が出来ます。すいかにかける手間と愛情は味に比例します」と自信満々。

【お問合せ先】

山口県農業協同組合福賀支所 Tel:08388-5-0311


有機肥料と水にこだわった福賀梨

福賀地区で梨が栽培されはじめたのは、昭和33年頃、戦後の開拓地 宇生賀(うぶか)の上万原(じょうまんばら)が始まり。主に農家の2男3男が作業に従事したそうです。現在では黒川、伊当、栃原など福賀全域で栽培され、面積は11ha。福賀梨生産組合の17人の手によって年間270tを出荷しています。
品種は約7割が通称 “青梨” の20世紀梨、残りの2割が “赤梨” の豊水や南水です。
福賀梨の特徴は、糖度が高く “シャキ、シャキ” した食感です。その秘訣は、標高350~400mの準高冷地で栽培することによる激しい寒暖の差にあります。
梨の木と葉は日中、太陽の日差しをいっぱい浴びてエネルギーを蓄え、夜になると昼間に比べ温度が約10℃下がるため、体力の消耗を抑えようとします。この作用で、梨の実にの隅々に栄養が行き届き、糖度がでるという仕組みです。

【お問合せ先】

山口県農業協同組合福賀支所 Tel:08388-5-0311


蛇腹(ジャバラ)のトップメーカ-(株)ナベル

(株)ナベルは三重県の伊賀市を本社とする蛇腹製造のトップメーカーです。(永井社長の奥様は奈古の土 出身です。)
平成2年に奈古の寺東に山口工場が進出。現在の従業員数は121人、派遣社員を合わせると200人の大所帯となり、北浦有数の規模を誇ります。
会社全体の売上げ額は年間およそ25億円。このうち約7割が阿武町の山口工場で製造されているそうです。
製品の内訳は、レーザー加工機の光路用が30%、工作機械用が30%、CTやMRIなどの医療機械用が25% ステンレスなどの金属製の蛇腹が10%、測定器や光学用が5%という構成で、特にレーザ加工機械用蛇腹の国内シェアは90%です。

会社設立から36年、素材も樹脂から金属まで、時代のニーズと共に着実に進化を続けてきました。

【お問合せ先】

株式会社 ナベル Tel:08388-2-2027