第9回阿武町暮らし支援センター「すみクラス」DIY講座を開催しました!

事務局

第9回阿武町暮らし支援センター「すみクラス」DIY講座を開催しました!

  参加者は23人!

今回は、空き家の利活用につながるような技術を身につけてもらおうと、DIYの基礎知識を学ぶ講座です!

講師の(一社)山口県古民家再生協会の代表理事・正代氏によると、DIYを志す方の目標というものは大体「自分ちの壁に棚を作りたい」なのだそう。

そこで、町内の古民家を舞台に、実際に飾り棚を作りつけてみるという太っ腹なDIY講座をさせていただくことになりました。

こちらの入り口を入って右側のスペースに、飾り棚を作らせていただきます。

会場を提供してくれたのは、かつて“岡甚”という門名で呼ばれていた空き家をカフェに改装中の、能登瞳さん。

“岡甚”といえば、かつてラボメンバーが主体となって空き家の想い出を「想い出不動産」記事に書き起こし、お片づけや家財のリユースイベントを行い、さらにはあぶのべっぴん市のなかで駄菓子屋を限定復活させた、ラボ想い出の場所。

解体が決まっていた空き家でしたが、ラボの一連の取組みがあったからこそ、こうして大切に使ってくれる次のオーナーさんに引き継ぐことができた好事例でした。

( ↓ こちらが駄菓子屋復活イベントの様子)

正代さんによると、初心者はペンキではなく、塗りやすくすぐ乾く水性のオイルステンで塗るのがおススメとのこと。

初めての方もササッと上手に塗られていました。

そして、今回のハイライト作業、「のこぎり」の出番!

写真のようなのこぎり「手のこ」は、誰しも持ち手の真ん中あたりを握ってしまいがちなものですが、実は端っこを持てば楽に使えるのだそう。

実際にやってみると本当に楽で、目からウロコでした。

 

そして「差し金」はみなさんも子どもの頃算数で習ったであろう、1・2・√3、1・1・√2という三角定規の理屈を使えば、大変便利な道具であることなどを丁寧に教えてくださいました。

学校で習ったことはこうして役にたつのですね!

1/4works参加者の皆さんも来てくれて、興味津々で体を動かしてくれました。

板を切るところから自分でやれば、普通の足場板だってステキな飾り棚に!

また、予想より参加者が多く、3密を避けるために急遽お仏壇の解体作業を追加することにしました。

※魂はきちんと抜いてあります。

とんとん、かんかん、たんたん。

黙々と、しかし手際よくお仏壇であった木材を片付けていく常連ラボメンバーズ。

連携プレーがすごい。

今後のすみクラスではまたこんなふうに、参加すれば学びになるような、新たな人のつながりと空き家の利活用がはかれるイベントをやっていくことができれば幸いです。

みなさん、ありがとうございました。

 

 

 

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