ラボ12回目を開催しました

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ラボ12回目を開催しました

こんにちは!21世紀の暮らし方研究所の研究員、しばかなです。
ラボの12回目が4月29日に開かれました。当日の様子をお伝えします。

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本日のテーマは…といく前に、あきちゃん(研究員)が、素敵なものを作ってきてくれました!
こちら!

どどん!!なんと、手作りのラボ看板。
コンセプトブックを見ながら、チクチクと作ってくれました。
こういう自発的な研究員さんの動きは本当にありがたいし、素直に嬉しいですよね。
これもTsuQuRoプロジェクトの1つになるかなーと思います。
あきちゃん、ありがとうございますー。大切にしますね。

さて、本題のテーマは3月に長野県へ視察してきました、「リビルディングセンタージャパン」さんと「mee mee center  SUMEBA(ミーミーセンタースメバ)」さんの報告会でした。

行きましたメンバーは阿武町役場の藤村さん、石田さん、ラボ研究員の鍋倉さん、そして柴田です。
・11月頃にオープン予定の移住相談及び地域のコミュニティスペース「奈古薬局」の改修
・TsuQuRoプロジェクト
の2つの目線から、視察に行ってまいりました。

まずは、「リビルディングセンタージャパン」さん(以下、リビセン)から。
もとは、アメリカオレゴン州ポートランド発祥のNPO団体です。主に解体現場から出る「古材販売」をしています。その活動ほとんどがボランティア活動で行われているのです。

そのシステムを長野に持ち込んだのが、東野唯文さん・華南子さん。東野さんらは、ただの「古材販売」だけでなく、その流通のシステムも視野に入れていました。

それが、「アップサイクル」という仕組みです。「アップサイクル」とはただ、販売するのではなく、デザインの力を加えることで付加価値をつけ、流通させていくという仕組みです。空間デザイナーとして全国を周っている東野さんは、自分の現場で古材を活かし、活用されています。

 

販売しているものは、古材だけでなく、建具や、古道具、椅子などさまざま。

たまたまですが、視察日が半額セールをしていたのもあり、お客さんがあっちにもこっちにも。私も欲しいものがありましたが、仕事だと思い出し遠慮しました。後悔してます。本当に。

また、この「リビセン」はカフェも併設されていました。このカフェは、古材などに興味がない方やご近所さんにも来て欲しいという想いからだとか。確かに、カフェがあると疲れたからお茶でも…と足を運んでくれる人もいますよね。

そして、次は「mee mee center  SUMEBA」さんです。こちらは、コミュニティスペースであり、移住希望者と地元の方をつなぐ場所です。長野県下諏訪町が運営しています。私たちが今から作るモデルケースになる場所でした。

その日、座っていたのは地元の木工屋さん。役場の方が座るわけではなく、地元の方が座っているというのが素敵だと思いました。地元の生の声が聴けるというのは、移住希望者にとっては、ありがたいですよね。

伺うと、ここも「リビセン」東野さんがデザインで入っていらっしゃるとか。地域循環の形が素敵ですよね。セルフリノベーションで進めて行き、主体となったのは役場職員さんや地元の方。高校生も手伝いに来てくれたとか。素敵。まさに、みんなで作り上げた居場所です。

この建物は町の商店街に面しており、色々なお店の方がワークショップや催しの場所としても活用しているとのこと。奈古薬局も地元の方と移住者を繋ぐ場所として活用できればなあと思います!!

最後に、今回でラボが12回目。ちょうど1年やって来たということで、振り返りを。「あんなことしたなあ」とか「あの時はこう考えてたけど今は…」とか。一度立ち止まってみるのも大切ですね。

 

今回は、久しぶりに座学。つかれたーという声もあったと思います。でもでも、やっぱり1年たったということで…

 

やっちゃいました。飲みか…いえいえ、親睦会!!みなさま1年おつかれさまでした。これからもよろしくお願いしますー

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ラボへの参加者は随時募集しています。
お問合せは阿武町役場総務課 電話08388-2-3111まで。

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