ラボ8回目を開催しました

事務局

ラボ8回目を開催しました

こんにちは!21世紀の暮らし方研究所事務局です。
12月15日にラボの第8回目が開かれました。当日の様子をお伝えします。

***

クリスマスが近いということもあり、会場の水甚に子ども達がクリスマスの飾り付けをしてくれました。

この日はいつもよりも早めに集まれた研究員で手づくりカレーを囲んだランチをしました。
写真は、誰が合掌の号令をかけるのか照れて決めることができない子ども達と、その様子をあたたかく見守る大人達の様子です。まるで大家族のようなアットホームな雰囲気が生まれていました。

そしてデザートにと、研究員のお一人が手づくりのチーズケーキを振舞ってくださいました。
ラボの時間を楽しみに思い、準備してくださったお気持ちが嬉しかったです。

実はこれまでのラボは地元のケーブルテレビやNHKなど、様々なメディアの取材を受けています。
その映像の上映会をしながら、活動を懐かしく振り返りました。

***

13:30になり、12月ラボの始まり。
この回のテーマは、先月のラボの結果を踏まえて、今後阿武の玄関づくりプロジェクトの拠点として空き家活用が進むことになった奈古薬局といつも会場としてお借りしている水甚の「計測会」、そして「大掃除会」の2本立てでした。

まずは子ども達が作ってくれたカラフルなサンタクロースの折り紙を引き、色ごとに3チームに分かれました。

そして、studio-Lの村岡さんから「計測会」の説明がありました。
それぞれの空き家の空間の特徴を掴み、今後の利用イメージを膨らませるために、
「今回の計測は道具を一切使わずに、あらかじめ測っておいた研究員同士の体のパーツの長さを足しあわせて間取りの広さや高さを測って下さい」
というミッションが出されました。

研究員一同、戸惑いながらも指定のパーツの長さを測り合います。
ソワソワドキドキしながら、いざ計測会のスタート!

こちらは奈古薬局1階を担当するチーム。間取りのどの部分をどうやって測れば良いか、ああでもないこうでもないと話し合いながら計測を進めます。

こちらは奈古薬局2階担当のチーム。女性だけのグループだったので、段取り良く計測が進んでいました。

これは遊んでいるのではありません(笑)。
「45度法」と呼ばれる、股下から45度見上げることで高さを割り出す立派な方法なのです。

こちらは水甚を担当するチーム。作業をサボっているのメンバーを説得する様子に見えなくもありませんが(笑)、真面目に部屋の隅々まで細かく測り進めている様子です。

計測した長さを落としていくと、実際の寸法との誤差がほとんどなく、一同びっくり!

計測会が終わる頃には一体感が生まれていました。
***

計測会の後には、奈古薬局と水甚の大掃除会。どのチームも雑巾があっという間に真っ黒になりました。

「こういう作業は一人でやると大変だけれど、大勢でやるとあっという間で楽しいですね。」と研究員のお一人がおっしゃっていましたが、まちづくりも同じですね。
新しい阿武町の取り組みをこうして大勢のみなさんと一緒に進めることができている喜びを感じた瞬間でした。

そしてラボに足を運ぶ子ども達にとっても、そんな大人達の姿を見たり一緒に活動できることは、きっと良い経験になっていると願っています。

日が沈み、水甚では持ち寄りの鍋パーティが開かれ、交流を深め合いました。
2017年も気分新たにラボの活動を進めていきたいと思います。

***

(おまけ:大掃除中の床下から昔ながらの気泡が混じったビー玉が出てきました。子どもも大人も大喜びでした。)
***

ラボへの参加者は随時募集しています。
お問合せは阿武町役場総務課 電話08388-2-3111まで。

project05のその他のレポート

人気の記事