ラボ5回目を開催しました

事務局

ラボ5回目を開催しました

こんにちは!21世紀の暮らし方研究所事務局です。
9月24日にラボの第5回目が開かれました。当日の様子をお伝えします。

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今年度ラボでは思い出不動産プロジェクトを進めています。
6月ラボではまちの魅力を知るフィールドワーク、7月ラボでは町や住まいの歴史にまつわるインタビュー、8月ラボではその発表会を行い、目に見えない価値の掘り起こし方を学んできました。

では、実際にそれらを発信するにはどのようなコツが必要なのでしょうか?
9月ラボでは、地方の暮らしを丁寧に伝えられている媒体を参考に、そのコツを学びとるワークショップを開催しました。

最初に、studio-Lの村岡さんより「なぜ私たちが新しい暮らしを始める際に参考にする住まいや仕事に関する情報は似たような様式で掲載されているのでしょうか?」と問いかけがありました。
研究員からは「その方が比較しやすいから」「膨大にある情報を絞りやすくするため」「でも、詳しい特徴までは掴み取りにくい」「実際に暮らしがどう変化するかは想像つきにくい」などの答えがありました。

どうやらそこに、私たちが取り組んでいく思い出不動産の情報発信のヒントが見つかりそうです。

そこで、今回のワークショップで参考にさせていただいたのが、地方の暮らしや活動を丁寧に取り上げてらっしゃる雑誌ソトコトさんの記事です。ワークショップでは、文字情報(文章)と視覚情報(写真)から受ける印象やその違いについて話し合ったり、それらを効果的に伝えるための写真の撮り方、見出しの付け方などのポイントを洗い出しました。

記事©ソトコト

拡大コピーした記事の隅々から取材の極意を学びとります。

記事©ソトコト

そして最後に出されたお題は、『取材に必要な「耳」と「目」について話し合おう。』
「驚く目と寄り添う耳を持とう」「持ち物や空間からその人らしさやこだわりを感じ取ろう」「点だけでなく面で観察しよう」といった取材の極意を学びとることができました。

密度の濃いワークショップを終え、心地よい疲労感とともに外に出るとすっかり秋の気配。
路地に明かりが灯り、またいつもとは違う町の表情を見ることができました。

当日の様子はニュースレターで詳しくご覧いただけます。

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ラボへの参加者は随時募集しています。
お問合せは阿武町役場総務課 電話08388-2-3111まで。

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