家とわたしのこれからにそっと向き合う3日間講座~ニュースレター完成~

事務局

家とわたしのこれからにそっと向き合う3日間講座~ニュースレター完成~

阿武町の大きな課題のひとつ“すまい”の課題解決に向けて取り組んでいる、空き家ノートプロジェクト

昨夏に行った「すまいの将来に関する意識調査」の結果からも、町内で家の将来のこと(住み継ぎ・手放し・空き家バンク登録・解体など)について、検討が進んでいる人・進んでいない人に共通した要因は「日常的に話すキッカケの有無」であることが分かりました。

そのことから「家のことを話し合うキッカケをつくる」ことで、家の活用や状態の良い住み継ぎ、空き家の活用を進めることを目的として、『家とわたしのこれからにそっと向き合う3日間講座』を開催しました。
空き家ノート作成に際しても、ここで得たみなさんからの意見や考えの変化、講師からのお話をノート作成に活かす予定としています。

そしてこの度、『家とわたしのこれからにそっと向き合う3日間講座』の、ニュースレターが完成しました。
ぜひご一読ください。
>> 『家とわたしのこれからにそっと向き合う3日間講座』 ニュースレター

 

 

『家とわたしのこれからにそっと向き合う3日間講座』とは?

「阿武町版総合戦略」に基づき実施している、「空き家ノートプロジェクト」の一環として開催した3週連続講座。
関連企画として、映画「人生フルーツ」の上映会を開催。
まず、建築家の津端周一さん、英子さんご夫妻のドキュメンタリーを通して、年を重ねること・家のこと・仕事のこと・家族のことをゆったりと感じ考える機会を持ちました。
講座では、
DAY1:体を動かしながらの体力チェックや、年を重ねても家で長く生活するためにできる工夫を学ぶとともに、家にも第二の人生を与えることの意味を考えました。
DAY2:写真の整理を通して思い出に向き合うワークショップを開催。参加者同士のコミュニケーションも取りながら、自分だけのフォトブックを作成しました。
DAY3:空き家の活用事例のひとつとして、宮崎県の“ホームホスピス”を実践されている講師から、その思いや終末期を迎える方に対する住環境の大切さを学ぶとともに、全国の空き家・空き商店の活用事例、それによって起こる地域の変化や心構えを学びました。

講座の組み立ては、ストレートな「空き家活用の方法を考えよう」という表現ではなく、様々な角度からすまいのことを考えるキッカケをつくることを大切にした構成となっています。

関連企画・講座を通して、町内外から延べ354名の方がお集まりくださいました。
<プログラム>

  • 関連企画:映画「人生フルーツ」上映会 町内3地区で開催 2017年8月5日・6日
  • DAY1:「時を重ねることに向き合う」 2017年8月26日
    講師 久保田好正さん(株式会社斬新社代表取締役)
  • DAY2:「大切な思い出に向き合う」 2017年9月3日
    講師 楢侑子さん(株式会社ナムフォト代表取締役)
  • DAY3:「人生の最期と家の最期に向き合う」 2017年9月9日
    講師 市原美穂さん(認定NPO法人ホームホスピス宮崎 理事長)
    講師 山崎亮さん(株式会社studio-L代表取締役)

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