ラボ11回目を開催しました(その4)

事務局

ラボ11回目を開催しました(その4)

2日間にわたって開催した3月ラボ。いよいよ最後の26日の午後のワークの様子をお伝えします。

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最後に、まちづくりやメディアづくりの経験が豊富な楢さんから、これまで手掛けてこられたプロジェクトの事例をご紹介いただきました。
関西弁で関西の事例を聞くだけでとても新鮮で、メンバー一同夢中になって耳を傾けました。

楢さんが深く関わってこられた大阪の千林商店街を舞台とした「1000ピースプロジェクト」は、関西ならではの発想力と繰り返し商店街の未来の姿について屈託なく話し合うコミュニケーション力、そして生まれた企画をとことん楽しむノリの良さが存分に活かされたプロジェクトでした(と、山口県民は感じました)!

街の規模も取り組んでいる内容も異なる1000ピースプロジェクトですが、共通・共感する点も多くあり、阿武町の未来の姿を重ねながらお話を聞かせていただきました。

たくさんの質問も寄せられ、楢さんからも丁寧にご回答いただきました。

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事例紹介を聞いた後は、充実の2日間の振り返りを行いました。
ここでは、総務課石田さんがDJに扮し、ゲストにお迎えした楢さんにリスナー(=研究員)からの質問をお便りにして寄せる、という即興ラジオ番組風に時間を進めることになりました。

広報あぶの担当でもある石田さん。カメラを日常的に扱うという共通点があることもあり、楢さんとの掛け合いが絶妙でした。

盛り上がるリスナー達(笑)

楢さんもこの表情。私たちの言葉一つひとつを丁寧に受け取り、真っ直ぐにお答えくださいました。

『情報発信は、義務や責任ではなく、喜びにしていくこと』
『自分の暮らしを、まちを、愛おしく思うこと』
『当たり前の日常を、大切にしていくこと』
『伝えたい、そう思える自分でいること』
『伝えたい、そう思える相手がいること』

そうすると、情報が溢れる世の中であっても、届くべき人にきちんと情報は届く。
情報発信、写真撮影のテクニックを身に付けるよりもずっと大切なことを、2日間かけて楢さんから教わることができました。
楢さんからいただいた学びを、これからのラボに活かしていきます!本当にありがとうございました!

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ラボへの参加者は随時募集しています。
お問合せは阿武町役場総務課 電話08388-2-3111まで。

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